令和初めての新春に併せて東罐HD静工・科技高同窓会が1月4日昨年同様草薙神社近くの「魚竹寿司」で開催した。昨年は現役メンバーの参加が少なかったので、東洋製罐グループ各社で勤務する現役メンバーの参加率向上を促した結果、現役11人 OB6人と久しぶりにOBを上回った。参加17名での新年の挨拶と乾杯で始まり 東洋製罐グループで働くメンバーから頼もしい近況報告があり、とても有意義な同窓会となった。
宴もたけなわであったその時、中折れハットを被った粋な紳士の登場、一同姿勢を正した。その人は昨年秋の叙勲で「旭日中綬章」を受章された元清水市長・宮城島弘正氏(電S35))。県議、市長選時の応援に感謝して、一言お礼を申し上げたいと忙しいなか立ち寄ってくれた。背筋の伸びた長身からのその声は若者の如く、市政を語りそして東洋製罐清水工場の移転を惜しみ、我ら静工卒業生の東洋製罐メンバーにエールを贈られた。立派な先輩の言葉に感銘を受けつつ、「降る雪や昭和(明治)は遠くなりにけり」に想いを馳せた。
瞬くうちに時間が経過し、静工応援歌と校歌を全員起立して声高らかに合唱して再会を約して散会した。
(幹事 大須賀 広志)