秋日和に恵まれた10月10日、JR静岡駅西の徳川慶喜公ゆかりの名園・浮月楼に75歳を迎えたクラスメート20名が集まった。
2年ぶり、遠くは千葉市や武蔵野市からも駆けつけ、後期高齢者の名はいただけないが4分の3世紀を生きた喜びを確かめ合った。
テーブル配置を全員の顔が一目で分かるように向かい合わせ1列にし、前半は美酒片手に会食中心。後半は近況を交え歓談に移った。
入学当時や過去のクラス会写真を大きく引き伸ばしたパネルも回覧し、丸刈り頭のわが顔を55人の中から一生懸命探す御仁も。
また、昭和32年6月の修学旅行で、関東東北組の電気科は集団流感(インフルエンザ)に罹り、当時の新聞に大きく掲載され、そのコピーを実名が載った本人が朗読、詳細な記事内容に一同感慨無量。
フィナーレはCD伴奏付きで校歌 ♪古城の東きよみずの…を合唱。次回は2年後、「77歳・喜寿の会」の幹事を決め、再会を約した。その後、まだ色づきには早い庭園に出て、記念写真に納まった。
(清水 達三)