昭和42年卒業の静岡工業高校電気科は卒業50周年を記念して6月24日にクラス会を開きました。
卒業した時は48名いた同級生でしたが、既に鬼籍に入った人、連絡が取れなくなった人等、今回連絡出来たのは29名でした。そこに50年という時の経過を現実のこととして、改めて感じさせられたところでした。
当日は3年間お世話になった金井先生にもお出掛けいただき15名での懇親会になりました。静岡周辺に住む一部の人たちは毎月「飲み会」をやって情報交換を行っており、話題はもっぱら久しぶりに会う遠方からの参加者の近況報告に及びました。それぞれに工夫した毎日を過ごしていましたが、60才最後の年ともなると、最近は子供のことや家族のことなどより、自分の今やこれからのことが話の中心となり、いかに充実した老後にしていくかということに集中していたような感じでした。
ところで若い頃3年間同じクラスで過ごした中で感じたその人の性格というのは、人間50年経ってもそうは変わるものではないということを改めて感じさせてもらい、妙な意味で面白い集まりになりました。
今回を最後にすることなく、次回は5年後に再会することを約束して会は御開きとなり、一部の元気な有志は2次会の「カラオケ」に出掛けて行きました。(吉永)