平成26年9月27日(土)、第16回「静工高・建友会」(渡邊勝会長=静建35卒)が静岡市葵区のクーポール会館で開催された。同会は3年ごとに開催され、前回は23年9月に同会場で開催されている。
開催の準備は、ほぼ1年前に開催準備役員会を持ち、会長を筆頭に三輪常任幹事をはじめ、役員の諸先輩の指導をいただき、当番幹事を各学年2名で昭和39年(16回)・40年(17回)・41年(18回)卒の計6名でスタートした。
18回卒の望月氏が事務局代わりの作業をこなして準備会のけん引役となり、開催までの数回の準備会には毎回、会長と三輪常任幹事の参加を得て、指導と助言をいただいた。
開催案内は平成10年(50回)卒までを対象としたが、実際は15年(55回)卒まで参加者があった。昨今の様子を見ると、卒業の回を重ねるごとに大学への進学率が増加し、勤務先が決まっていない状態の卒業名簿で、卒業時のクラスのまとめ役もきめがないままの学年が多く、連絡が困難なケースが多かった。今後、卒業時にクラスのまとめ役を選出することが望まれる。
そのような事情の中、今回は来賓に佐藤義雄旧静工高校長、田中克己科学技術高校長、福代和子同校事務長、岩辺薫建築デザイン科長、藤井邦光デザイン科教諭(同窓生)、大澤俊幸都市基盤工学科教諭(同窓生)、清水宏同窓会長、竹中正巳同副会長兼事務局長、恩師工島先生(同窓生)をお迎えし、役員を含め、前回を少し上回る112名の参加のもとに盛大に開催された。
親睦会は前回に倣い、物故者への黙とうから始まり、蜜山当番幹事の開会宣言、渡邊会長の挨拶、来賓代表の佐藤氏、田中氏、清水氏より祝辞をいただき、昭和21年卒の石垣耕一氏の乾杯の音頭で開宴となった。
会場内は久しぶりの再会で旧交を温めたり、先輩後輩の交流等で和やかな時間が流れた。会の途中で、科技校に移された「泉の碑」についての説明もあった。
会の終盤では、古城の東きよみず会のお知らせや、次回の当番幹事が昭和42・43・44年卒になり、該当の松永、紅林、近藤氏が紹介された。
恒例の校歌斉唱では会場に円を作り、お開きには天野氏によるエールに元相撲部員で当番幹事でもある田中・田辺両氏が加わり、檀上もにぎわいを残しながら、上木氏の閉会の辞で次回の再会を期して幕が閉じられた。
今回も斉唱されたのは旧静工高の校歌だけで、次回は是非、科技校の校歌を歌う会員が出席することも期待したい。
(当番幹事・江川カヨコ=昭40卒)